2007年9月10日、ESLツール大手のコーウェアは、STマイクロエレクトロニクス社と共同でST社製カスタム・プロセッサの専用設計環境を開発した事を発表した。
プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2007/2007.09.10.html
発表によるとコーウェアは、自社のカスタム・プロセッサ開発ツール「Processor Designer」をベースに開発した「CORXpert Personalization Kit」を用いて、STマイクロのカスタム・プロセッサ用設計環境の構築に協力。この「CORXpert Personalization Kit」によって、カスタム・プロセッサのC言語のモデルから、インストラクション精度、サイクル精度のシミュレーション・モデルとRTLを自動生成する事が可能となり、STマイクロは、カスタム・プロセッサの開発工数の削減を実現した。
STマイクロは、「Processor Designer」シリーズの優れた実績を理由に、設計環境構築のパートナーとしてコーウェアを選択。STマイクロの担当者は、今回コーウェアと共同開発した設計環境を用いることで、「従来必要だった煩雑な手作業に追われることなく、コアの最適化に集中できる」とコメントしている。
尚、STマイクロ社製カスタム・プロセッサに対応したコーウェアの「CORXpert Personalization Kit」は、近日中にリリースされる予定。
※「Processor Designer」および「CORXpert Personalization Kit」に関する詳細は、コーウェア株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.coware.co.jp
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