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アイピーフレックス、画像処理向けDRP「DAPDNA-IMX」を発表>>C言語からの専用開発環境もバージョンアップ

2007年8月9日、ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ(DRP)を手掛ける、アイピーフレックスは、画像処理に最適化したDRPの新製品「DAPDNA-IMX」のサンプル出荷の開始を発表した。

プレスリリース:http://www.ipflex.com/jp/4-corporate_profile/pr_070809.html

「DAPDNA-IMX」は、約1年前に発表された画像処理向けDRP「DAPDNA-IMS」の後継製品で、アプリケーションに応じてシステム動作中でも最適なハードウェア回路を動的に再構成できる同社の「DAPDNA-2」を画像処理用途向けに特化したもの。ラインバッファなど画像処理を効果的に実現するための機能が搭載されている。

「DAPDNA-IMX」の最大の特徴は、RISC部のデュアル化でDAPと呼ばれる高性能32ビットRISCコアを2個搭載。DNAと呼ばれる955個の演算要素との組み合わせによって、「DAPDNA-IMS」以上のシステムパフォーマンスとスケーラビリティを実現する。

アイピーフレックスは、今回の「DAPDNA-IMX」のサンプル出荷と合わせて、専用の開発環境もバージョンアップ。英Celoxca社と共同開発したコンパイラを搭載する統合開発環境「DAPDNA-FW II v3.2」は、拡張C言語「DFC」で記述したデザインを自動処理によってチップにマッピングする事が可能。デザインの容易なインプリメントを実現している。

尚、「DAPDNA-IMX」のベースとなる「DAPDNA-2」は既に民生機器などにおける商用利用も進んでおり、2007年7月にはリコーがデジタルカラー複合機に採用。特定処理のアクセラレータとして大幅な性能改善を実現している。

※「DAPDNA-IMX」に関する詳細は、アイピーフレックス株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.ipflex.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2007/08/21 )

 

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