2007年8月1日、米EDA Consortiumは、2007年度第1四半期(1月?3月)の世界EDA売上報告を発表した。
プレスリリース:http://www.edac.org/downloads/pressreleases/07-07-31_MSS_Q1_2007_Release_Final3.pdf(英文)
発表によると、2007年Q1(1月?3月)の世界のEDA売上総額は13億4500万ドルで、昨年の同時期と比較すると約10%の売上増となった。EDA市場は、売上合計が前年比15%増となった昨年(2006年度)の勢いを継続する形で成長中。コンシューマ エレクトロニクスの活況とプロセスの微細化がEDAのニーズを高めている。
尚、地域別の売上で見るとアジアその他の地域が大きな伸びを示しており、前年比31%UPを達成。分野別の売上で見ると、PCB/MCM(Multi-Chip Module)分野の売上が昨年の40%増に続きQ1も59%UPと急激に伸びているのが目立つ。また、市場の好況と合わせてEDA企業の従業員数も増加。前年同時期より11%増の計25820人に達した。
2007年Q1の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 5億2100万ドル(約617億円)17%UP
■PCB/MCM分野 1億3300万ドル(約157億円)59%UP
■IC Physical Design & Verification 分野 3億5700万ドル(約421億円)14%UP
■IP分野 2億4500万ドル(約289億円)5%UP
■サービス分野 8900万ドル(約105億円)11%UP
2007年Q1地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 6億1900万ドル(約730億円)8%UP
■ヨーロッパ 2億3200万ドル(約273億円)6%UP
■日本 3億1400万ドル(約370億円)8%UP
■アジアその他地域 売上1億8100万ドル(約213億円)31%UP
※EDAC(EDA Consortium)http://www.edac.org
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