2007年6月28日、パワー・インテグリティ解析をはじめとした各種解析ソリューションを手掛ける、米Apache Design Solutions社は、同社の製品がTSMC社の最新のリファレンスフロー8.0に取り込まれた事を発表した。
プレスリリース:http://www.apache-da.com/apache-da/Home/NewsandEvents/PressReleases/06.28.07.html(英文)
Apacheによると、今回45nmプロセス向けのリファレンスフローに採用されたのは、パワーゲーティングのランプアップ解析にも対応する消費電力解析ツール「RedHawk-ALP」、温度変化がリーク電流やタイミング、IRドロップに与える影響を解析する「Sahara-PTE」、チップパッケージのパワーインテグリティを解析する「Sentinel-CPM」の3製品。
このうち「Sentinel-CPM」は、DAC前に製品リリースがアナウンスされたばかりの新製品で、「Sentinel」シリーズの製品としてI/O SSO解析を行う「Sentinel-SSO」、パッケージのパワーノイズ解析モデルをモデリングする「Sentinel-EMI」といった製品もラインナップされている。
DACでの展示ブースで聞いたところ、低消費電力/リーク電流削減のためのパワー解析ツール「RedHawk LP」を中心に同社の顧客は既に40社以上。日本ユーザーの名前を尋ねたところ、ソニー、NEC、東芝、富士通、松下電器、川崎マイクロ、STARCなどが同社ツールを利用しているという話で、売り上げの約3分の1は日本ではないかとの事だった。
※Apache Design Solutions社の各製品に関する詳細は、アパッチデザインソリューションズ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.apache-da.com
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