第44回DACに出展していた、FishTail Design Automation社のブースレポート。
FishTailは、今年1月にリリースした新製品「Confirm」を展示していた。
「Confirm」はRTL(またはネットリスト)とSDCファイルを読み込み、タイミング例外の正当性を形式検証するツールで、アサーション生成機能も備え、アサーションベースの検証手法でタイミング例外を検証する事もできる。
同社は、もともと「Focus」というタイミング例外の検出ツールを販売しており、新製品「Confirm」と組み合わせる事で、最適なタイミング制約を作りその正当性を検証するという流れをサポートできるという。
話によると、「Focus」については既にワールドワイドで20社ほど顧客がついており、日本ではSTARCや東芝情報などが利用中。新しい「Confirm」についても、「Focus」とセットで用いる形で導入が進んでいるという。
同種のツールとしては、先頃Real Intent社が新製品「EnVision TCV」を発表したほか、以前からケイデンスの「Conformal Constraint Designer」、アトレンタの「SpyGlass Constraints」といった製品があるが、完全にデファクトと言えるツールは未だ存在しておらず、設計現場での必要性が叫ばれているが依然混沌としている。
※FishTail社製品に関する詳細は、販売代理店である株式会社キーブリッジにお問い合わせ下さい。
http://www.keybridge.co.jp
※FishTail社
http://www.fishtail-da.com
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