第44回DACに出展していた、Bluespec社のブースレポート。
Bluespecは、DAC用に用意した「数独ゲーム」のハード化のデモ「BuluDACu」を披露していたほか、ESL合成用のIP「AzureIP」の「ARM AXIバスブロック」を用いたESL合成用のH.264デザインをEVE社のエミュレーション環境「Zebu」に落とし込んで高速に検証するという、EVE社とのインテグレーション環境についてもデモを行っていた。勿論、「Zebu」で検証していたデザインはBluespecの合成ツールでRTLに合成可能。工数の削減効果は50%は下らないという事だった。
また、Bluespec社長のShiv Tasker氏に日本市場への展開予定について尋ねたところ、「これまではセールスコストの高さから日本での製品販売は敬遠していたが、近いうちに代理店が出来るだろう」との回答で、さすがに代理店となる企業名は明かさなかったが、日本進出が近いという事は明言していた。
ちなみに、6月12日付のプレスリリースで同社CEOの交代が発表され、新たなCEOに同社のエンジニアリング副社長だったCharlie Hauck氏が就任。 Shiv Tasker氏は、同社のチェアマンというポジションに納まった。Charlie Hauck氏は、元Faraday Technology USのゼネラル・マネージャー。
プレスリリース:http://www.bluespec.com/news/CHauck061207.htm(英文)
尚、DACでのデモ「BuluDACu」のソースコードとホワイトペーパーは、Bluespecのホームページ上で無償公開されている。http://www.bluespec.com/products/sudoku_bsv.tar.gz
※Bluespec社
http://www.bluespec.com
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