2007年5月14日、消費電力関連をはじめ各種解析・最適化ツールを手掛ける、米シーケンスデザインは、三洋半導体株式会社がRLC抽出ツール「Columbus-AMS」を採用したことを発表した。
プレスリリース:http://www.sequencedesign.com/newsevents/051407.php(英文)
発表によると、今回の採用は単なる製品導入ではなく、長期に渡る製品の利用契約となっており、三洋半導体は今後複数年に渡って「Columbus-AMS」をアナログ/ミックスドシグナル設計の抽出エンジンとして利用する。
三洋半導体は、高周波デザインにおけるインダクタンス抽出など、「Columbus-AMS」の正確なRLC抽出能力を高く評価しているという。
ここ最近、シーケンスデザインは、「PowerTheater」などローパワーに向けた解析・最適化ツールを前面に押し出しているが、「Columbus-AMS」は同社のブレイクの原動力となった人気商品で、NEC、東芝、ルネサスをはじめ国内ユーザーも非常に多い。
昨年2月のバージョンアップでは、高性能なリダクション・コントロール機能、ミックス・モード・モデリング機能などが追加され、シミュレーション時間を短縮すると同時に無線や高周波デザインの処理を単純化できるように機能強化されている。
※「Columbus-AMS」に関する詳細は、シーケンスデザイン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.sequencedesign.com
※三洋半導体株式会社
http://www.semic.sanyo.co.jp
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