2007年5月21日、フォーマル検証を中心とした検証ソリューションを手掛ける、米Real Intent社は、新製品「EnVision TCV」を発表した。
「EnVision TCV」は、今年4月に発表したCDC検証ツール「Meridian」と、SDC検証ツール「PureTime」の両製品をベースとしたツールで、従来の検証手法ではカバーできていない検証の「穴」を同時に埋めることを目的としている。※CDC:Clock Domain Crossing
具体的には、シミュレーション、エミュレーション、プロトタイピングではチェックできない、「クロックドメインを横切る信号」と、「SDCタイミング例外の正当性」の双方を一つの環境で検証することができるという。
尚、「EnVision TCV」の米国販売価格は9万7000ドル(約1176万円)。日本国内では、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)が国内販売代理店として同社製品を提供している。
※Real Intent社
http://www.realintent.com
※伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
http://www.ctc-g.co.jp/~product/category_jp/1_3_ElectronicsLSIDesignSystem_jp.html
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