2007年5月15日、マグマは、仮申請中の低消費電力設計関連の特許について、ロイヤルティフリー・ライセンスを提供する事を発表した。
プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2007051501.htm
マグマの申請している特許とは、複数の電圧領域を持つデザインの自動設計手法を含む低消費電力設計関連のもので、Si2が標準化を進めているパワー・フォーマット「CPF」を用いた手法がこの特許技術に触れる可能性があるとして、物議をかもした問題の特許。
マグマは、この特許をロイヤルティ・フリーかつ代償不要のライセンスとして、EDA開発者、また同開発者のエンドユーザに対し提供することに決定。「CPF」と「UPF」、2つのパワー・フォーマットの覇権争いに新たな火種として浮上したマグマの特許に関する問題は、今回の発表によってひとまず沈静化され、「CPF」が利用できなくなるという最悪のパターンは回避された。
※「CPF」:Common Power Format
※「UPF」:Unified Power Format
※マグマの提供するロイヤルティフリー・ライセンスの契約及びFAQについては、マグマのウェブサイトで確認可能。
http://www.magma-da.com/LPLicense
※マグマ・デザイン・オートメーション株式会社
http://www.magma-da.co.jp
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