2007年5月8日、FPGA検証ソリューションを手掛けるGateRocket社は、先頃発表したばかりの「RocketDrive」にVerific社のHDLコンポーネントを組み込んでいる事を明らかにした。
GateRocket社HP:http://www.gaterocket.com
GateRocketは、先進のFPGAに特化した検証ソリューションを提供する新興EDAベンダで、設立は2005年、マサチューセッツ州Bedfordに本拠を置く。
GateRocketの「RocketDrive」は、速さと精度の高さをウリに従来のエミュレーション環境の置き換えを狙う検証ツールで、合成ツール、シミュレーターなど既存のFPGA設計環境と融合し、FPGAデザインの検証・デバッグを補完する。
発表によるとGateRocketは、「RocketDrive」のフロントエンドにVerifocのHDLコンポーネントを採用。具体的には、RTL読み込み部にSystemVerilog、Verilog、VHDL各言語のパーサー、アナライザ、エラボレーター(最適化エンジン)を利用しているという。
尚、GateRocketの「RocketDrive」は、現在のところ、ケイデンス、メンター・グラッフィックス、シノプシス、シンプリシティ、アルテラ、ザイリンクスのFPGA開発ツールとのインテグレーションをサポート。デバイスは、アルテラの「Stratix II」とザイリンクスの「Virtex 4」に対応している。その他、詳細については、初出展となる今年の第44回DACにて明らかにされる見通し。ちなみに現在のところ、日本国内への販売ルートは存在していない。
※GateRocket社
http://www.gaterocket.com
※Verific社
http://www.verific.com
※Verific社製品販売代理店 株式会社スピナカーシステムズ
http://www.spinnaker.co.jp
|ページの先頭へ|