2007年2月9日、ハンガリーDesignSoft社製の回路シミュレータ「TINA」の解説書?電子回路シミュレータTINA7で見てわかるデジタル回路の「しくみ」と「基本」?が技術評論社から出版された。
書籍紹介ページ:http://www.gihyo.co.jp/books/syoseki.php/978-4-7741-3030-9
発売された同書籍は、回路シミュレータ「TINA」のデジタル、ミックス回路のシミュレーション機能に焦点を当て、デジタル回路の基本原理を説明した本で、すぐに利用できる無償の「TINA7」日本語版(機能制限あり)や演習用のサンプル回路コード等がCD-ROMで付属している。
「TINA」は、TI社のアナログデバイスの標準シミュレータとして利用される実績と機能を持つ高水準な回路シミュレータで、回路図入力、Spice3F5/XSpiceをベースにした回路シミュレーション、PCB自動配置配線の3つの機能を統合。その低コスト性から大学などの教育機関でも世界的に利用されている。
今回出版された解説書では、「TINA7」の持つデジタル機能「PICシミュレーション」、「VHDLシミュレーション」については触れられていないが、将来的には続編としてそれら内容を盛り込んだ解説書が出版される計画。尚、同シリーズの「アナログ編」は既に6月の出版が決定しているという。
ちなみに書籍の価格は、2380円+税(B5版 271ページ)。同書の主題となっている回路シミュレータ「TINA」はインターリンク社が昨年6月より代理店として販売している。
※「TINA」に関する詳細は、インターリンク社にお問い合わせ下さい。
http://www.ilink.co.jp
※DesignSoft社
http://www.designsoftware.com
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