2007年1月3日、ケイデンスは、ローエンドのネットワークプロセッサを手掛けるファアブレス半導体ベンダ、米Ubicom社が社内の検証フローに「Incisive Formal Verifier」を採用した事を発表した。
プレスリリース:
http://www.cadence.com/company/newsroom/press_releases/pr.aspx?xml=010307_ubicom&lid=cdn_pr
(英文)
発表によるとUbicomは、自社製品のネットワーク/デジタルメディア向けプロセッサの設計を効率化する目的でフォーマル検証ツールを導入。ケイデンスの「Incisive Formal Verifier」を社内のアサーションベース検証メソドロジの一部として活用している。
Ubicomは、「Incisive Formal Verifier」の採用を決定したポイントとして、パフォーマンス、キャパシティ、ユーザビリティの他に取り込み易い包括的なメソドロジとそのサポート体制を挙げ、ケイデンスの協力によって短期間で新しいアサーションベース検証フローを構築することが出来たとしている。今後は、シミュレーションの1週間?1ヶ月前にフォーマル検証を走らせ、検証における工数を削減することで、開発スケジュールの予測性向上と製品の早期市場投入を目指すという。
※「Incisive Formal Verifier」に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社にお問い合わせ下さい。
http://www.cadence.co.jp
※Ubicom社
http://www.ubicom.com
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