2007年1月8日、Windowsベースのアナログ/ミックスドシグナル設計向けEDAツールを手掛ける、米Tanner EDAは、「TANNER TOOLS」の新バージョン12.2のリリースを発表した。
プレスリリース:http://www.tanner.jp/EDA/_PDF/PR_2007/tanner_tools_12_2_J.pdf
「TANNER TOOLS」は、回路図入力ツール「S-Edit」、回路シミュレータ「T-Spice」、レイアウトエディタ「L-Edit」、デザインルールチェッカ「HiPer Verify」の4製品で構成される、Windows版のアナログ/ミックスドシグナル設計向け統合環境。
発表によると、今回のバージョンアップでは各製品全てにおいて機能強化が施され、設計効率をより高める事が可能なタイトな統合環境が実現されているという。
各製品の主な機能強化内容は以下の通り。
◆回路図入力ツール「S-Edit」
・EDIFインポート/エクスポート、SPICEエクスポート、デザインの読み込み/保存の高速化
・ケイデンス社互換EDIFファイルのインポート/エクスポートをサポート
・プロパティに対するコールバック機能の強化
◆回路シミュレータ「T-Spice」
・処理性能の高速化
・擬似過渡解析
・新しいホモトピーを用いたオペレーティングポイントの収束性向上
◆レイアウトエディタ「L-Edit」
・レイア マネージャの最適化
・レイアウトをT-cellコードに自動変換する機能
・微細フィーチャーのサポート強化
・ビア、コンタクト、ガードリンクの自動配置を元に戻すUndo機能
◆デザインルールチェッカ「HiPer Verify」
・ルールチェック速度の高速化(従来バージョン比2倍?10倍)
※「TANNER TOOLS」バージョン12.2に関する詳細は、国内販売代理店タナーリサーチジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.tanner.jp
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