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STARC、「STARCAD-CEL」メソドロジに米Blaze社のDFMツール「Blaze MO」を導入へ

2007年1月22日、電気的なYelid最適化を行うDFMツールを手掛ける、米Blaze DFMは、同社製品「Blaze MO」をSTARCがDFM考慮の設計メソドロジ「STARCAD-CEL」へのインテグレーション・ツールとして選択した事を発表した。
※STARC:株式会社半導体理工学研究センター

プレスリリース:http://www.blaze-dfm.com/news/Press_releases/release10.html(英文)

Blaze DFMのツール「Blaze MO」は、トランジスタのゲート長をコントロールする事によって、リーク電流の削減とタイミングの最適化を図るというアプローチのツールで、レイアウト完了後のGDSデータからどの程度ゲート長を延ばす事が可能かを解析し、その結果を市販OPCツールに渡す事でデザインの最適化を図る。

発表によるとSTARCは、既存の「STARCAD-CEL」フローで設計した65nm、300万ゲートのデザインで「Blaze MO」の評価を実施。評価デザインに対し「Blaze MO」を適用したところ、リーク電流を45%削減する事に成功。次にタイミングも考慮して再度最適化を行ったところ、ベースデザインよりもリーク電流を36%削減しタイミングを30%改善する事ができた。

この評価結果によってSTARCは、今後、同社の開発する65nm以下向けの製造製考慮の設計メソドロジ「STARCAD-CEL」へ「Blaze MO」を取り込んでいく事を決定したという。

尚、Blaze DFM社は、開催中のEDSF2007にて、伊藤忠テクノソリューションズ社のブースにて製品「Blaze MO」を展示している。

※「Blaze MO」に関する詳細は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.ctc-g.co.jp

※STARC:株式会社半導体理工学研究センター
http://www.starc.jp

※Blaze DFM社
http://www.blaze-dfm.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2007/01/26 )

 

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