2007年1月8日、パワー・インテグリティ解析をはじめ各種物理設計ソリューションを手掛ける、米Apache Design Solutions社は、STMicroelectronics社が同社の技術を採用。45nmの物理設計に向けて共同プロジェクトを開始した事を発表した。
プレスリリース:http://www.apache-da.com/html/news_events/pr/2007-01-09.htm(英文)
発表によると、STマイクロとApacheの両社は、「STAP?45」と名付けられた45nmの物理設計に向けた共同プロジェクトを通じて、 低消費電力、ノイズ、タイミング、サーマル、信頼性、チップパッケージなど様々な分野にフォーカスし、最適な設計手法を追求。STはこのプロジェクトによって、リーク電流とパフォーマンスのトレードオフ、オンチップ・バリエーション(OCV)、タイミング収束といった問題と合わせて、コスト・マネンジメント、TAT短縮、歩留まり低下に対処していく計画を立てている。
Apacheは、この共同プロジェクトに向けて、自社の各種解析ツールと45nm設計に関する専門ノウハウを提供。具体的には以下のツールが使用される予定。
■RedHawk-EV with FAO(ダイナミック・パワー解析)
■RedHawk LP(低消費電力化、リーク電流対策)
■Sahara-PTE(パワー・サーマル解析)
■PsiWinder (ジッタ及びタイミング解析)
※Apache Design Solutions社の各製品に関する詳細は、アパッチデザインソリューションズ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.apache-da.com
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