2007年1月16日、マグマは、台湾のファブレスASICベンダFaraday Technology社が、同社の回路シミュレータ「FineSim SPICE」を採用した事を発表した。
プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2007011601.htm
発表によるとFaradayは、他社製品をはるかに上回る高精度かつ高速な「FineSim SPICE」の回路シミュレーション能力を高く評価。新たなPLLチップの開発に向けてより高性能な回路シミュレータが必要となり「FineSim SPICE」を採用した結果、低いジッター・レートを維持しながら、周波数を増加させるこに成功したという。
Faradayでは、これまで社内で7種類の回路シミュレータを使用。従来のシミュレータで26日間かかっていたデザインを、「FineSim SPICE」を用いる事で24時間以内にシミュレーションを完了したという事例もあり、既に社内の設計者からは「FineSim SPICE」の社内標準化に期待する声もある。
ちなみに「FineSim SPICE」は来週開催されるEDSFair2007にて展示される予定で、マグマは、「FineSim SPICE」に新たな機能追加を施した新製品の発表も予定しているとの事。
※「FineSim SPICE」に関する詳細は、マグマ・デザイン・オートメーション株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.magma-da.co.jp
※Faraday Technology社
http://www.faraday-tech.com
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