2007年1月22日、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの解析ツールを手掛ける、米Berkeley Design Automation社は、日本法人バークレー・デザイン・オートメーション株式会社を設立した事を発表した。
プレスリリース:http://www.berkeley-da.com/news/news_pr/news01_pr_2007_01_22.html(英文)
Berkeleyは2003年に設立されたEDAベンダで、「Precision Circuit Analysis Products」というコンセプト名で、
PLLノイズ解析ツールの他に、「Analog FastSPICE」、「RF FastSPICE」、2つの高速高精度SPICEシミュレータを提供中で、既にNEC、松下電器、富士通、ザインエレクトトニクスの他、複数の日本顧客を持ち、つい先日NTTの子会社であるNTTファイナンスから出資を受けたばかり。日本市場への本格的な参入を匂わせていた。
※関連ニュース:
NTTがアナログ/RF向け解析ツールの米Berkeley Design Automation社に出資?松下電器に続き国内2社目
http://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=821
発表によるとBerkeleyは、これまで日本国内における直販拠点は持たなかったものの、バンチャーキャピタル及びコンサルティング事業を行う、株式会社アイティーファームの支援を受けることにより、日本顧客向けのビジネスを推進。順調な顧客ニースの拡大を受けて、今回、直接的な製品販売及び技術サポートを行う日本法人の設立に至った。
尚、同社の日本法人におけるセールスマネージャーには、プラットフォームコンピューティング、シノプシス、ニューメリカルテクノロジーズ、日本ビューロジック、図研など業界各社における豊富な営業及びマネンジメントを持つ小松克三氏が就任したという。
※バークレー・デザイン・オートメーション株式会社の連絡先は以下の通り。
電子メール:info@berkeley-da.com (@マークを小文字に変換して下さい)
URL:http://www.berkeley-da.com
※株式会社アイティーファーム
http://www.it-farm.com
|ページの先頭へ|