2006年12月18日、ASIC及び組み込みシステムの開発サービスを手掛ける、インドのeInfochips社は、メンター・グラフィックス社の検証環境「Questa」向けの「AMBA AHB検証コンポーネント」のリリースを発表した。
プレスリリース:http://www.einfochips.com/newsroom/eInfochips-AMBA-AHB-SystemVerilog.htm(英文)
eInfochips社は、インドのアーメダバード(Ahmedabad)に本社を置くデザインサービスを中心とした会社で、エンジニア数は北米拠点、日本支社も含めて計450名。EDA各社とデザインサービスに関するパートナー契約を結ぶ一方、SystemVerilogによる検証サービスや検証IPの提供も行っている。
今回発表された検証IPは、AMBA AHBバスの検証用に作られたSystemVerilogのコンポーネントで、メンターの「Questa Vanguard Program」によって実現されたもの。「Questa Vanguard Program」は、Questaユーザーの検証オプションの強化と包括的なSystemVerilogエコシステムを構築することを目的とされた、メンターのサードパーティ向け提携プログラムで、eInfochips社の他にも各国の企業20社以上が参加している。
eInfochipsの「AMBA AHB検証コンポーネント」は、AMBA AHBバスのマスター/スレーブのDUT(design-under-test)検証に必要な「building block」を提供するもので、アサーション検証、カバレッジ検証、デバッグの統合と効率化を実現。コンポーネント・コード、ユーザガイド、リリースノート、テスト・スイートがパッケージされた形で提供される。
※発表された検証IPに関する詳細は、eInfochips株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.einfochips.com/japanese/index.html
※Questaに関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.mentorg.co.jp
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