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米Catalytic社、MATLABコードからANSI-Cコードを自動生成するツール「Catalytic MCS」をリリース

2006年12月6日、MATLABからのアルゴリズム・インプリメンテーションに関連したソリューションを手掛ける、米Catalytic社は、MATLABコードからANSI-Cコードを自動生成するツール「Catalytic MCS」のリリースを発表した。

プレスリリース:http://www.catalyticinc.com/literature/MCS-News-Dec06.pdf(英文)

「Catalytic MCS」は、アルゴリズムの開発環境として幅広く利用されている、米MathWorks社の「MATLAB」の専用コードから、ANSI-Cコードを自動生成するツールで、これまで人手によって行われていたコードの変換作業を無くし、システム・シミュレーションやアルゴリズム・プロトタイピングなどESL手法でも利用できるアルゴリズムのCコードを、MATLAB M-ファイルから僅か数秒で生成する事ができる。

当然ながら、Cコードの生成にあたっては、元となるMATLAB M-ファイルのファイル構造や機能階層は維持され、変数やファンクション名などはそのまま反映されるが、変換はあくまでもサブセットで、MATLABのテストベンチやビジュアル/プロット機能などは制限として除外されている。

「Catalytic MCS」は既に出荷中で、米国内での販売価格は、5ユーザライセンスで25000ドルから。日本国内の販売代理店は存在していない。

※Catalytic社
http://www.catalyticinc.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/12/10 )

 

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