2006年10月30日、低消費電力化ソリューションを手掛ける米Sequence Design社と、動作合成ツールを手掛ける米Synfora社は、両社製品のインテグレーション・フローを発表した。
プレスリリース:http://www.sequencedesign.com/3_news/pr_archives/10302006.htm(英文:Sequence社発表)
両社の発表によると、今回Synfora社がSequence社の「InSequence Technology Partner Program」に参加した事を受けて、両社製品の相互運用性を強化。具体的には、Sequence社のRTLレベルの消費電力解析ツール「Power-Theater」とSynfora社の動作合成ツール「PICO Express」を繋ぐことによって、設計の早い段階でのパフォーマンス、面積、消費電力のトレードオフを目指す。
設計フローとしては、まず「PICO Express」を用いてアンタイムドなアルゴリズムからRTLを自動生成し、合成したRTLを「Power-Theater」にかけ消費電力をRTLレベルで解析。設計者は、解析結果を元にパラメータを変えて動作合成を繰り返す事によって、インプリメンテーション前に消費電力を考慮した様々なアーキテクチャのハードウェアを検討することが可能になるという。
尚、両社の顧客は今回発表されたインテグレーション・フローをすぐに利用する事が可能。Sequence社は、Synfora社との連携の他に、Forte社の動作合成ツール「Cynthesizer」、Bluespec社のESL合成ツールとのコラボレーションも進めている。
※「Power-Theater」に関する詳細は、シーケンスデザイン株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.sequencedesign.com
※「PICO Express」に関する詳細は、国内販売代理店セラスター株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.selastar.co.jp
※Synfora社 http://www.synfora.com
|ページの先頭へ|