「Embedded Technology 2006/組込み総合技術展」に出展していた、英CriticalBlue社のブース・レポート。
CriticalBlueは、ARMブース内にてARM社のパートナー企業として自動化されたコプロセッサ生成ツール「Cascade」を展示。この「Cascade」は、ソフトウェアの処理の負荷が高い部分を専用のコプロセッサとして自動生成することが可能。システム全体のパフォーマンスを向上できる。
CriticalBlueの日本国内での製品展示は今年1月のEDSフェア2006以来で、今年6月にバージョンアップした最新製品は今回のET2006が初披露となる。
「Cascade」最新バージョンでは、自動生成するコプロセッサをマスター動作させる事が可能になった(これまではスレーブ動作限定であった)ほか、ローカルバスの自動生成機能も備えられ、メインバスと競合する事無く、コプロセッサが高速にメモリへアクセス出来るようになったという。
今年1月の時点では、国内大手数社が評価中と聞いていたが、最近の状況を聞いたところ、既に1社顧客がついており後は契約手続きのみという顧客がもう1社、更にかなり大規模な契約の商談を進めている顧客が1社との事で、日本国内における営業は順調の様子だった。
※CriticalBlue社 http://www.criticalblue.com
|ページの先頭へ|