2006年10月31日、システムレベルの消費電力最適化ツール「ORINOCO」を手掛ける、独ChipVision社は、資金調達の第2ラウンドで新たに640万ドルを調達した事を発表した。
プレスリリース:http://www.chipvision.com/press/PRFunding2006.php(英文)
今回投資したのは、前回同様ミュンヘンに本拠を置くTarget PartnersとBayTech Venture Capitalの2社で、ChipVisionはこの資金をフラッグシップ製品「ORINOCO」のサポート拡大と技術チームの強化に充てるとしている。
「ORINOCO」は、ANSI-CおよびSystemCで記述された仕様レベルのデザインから消費電力を解析し、合わせて消費電力を考慮に入れたデザインの最適化を行うことができる。
「ORINOCO」は、Cアルゴリズムをそのまま扱う事が可能で、データパスのビット幅、デザインのアクティビティ、メモリ・アクセス、メモリ・コンフィギュレーション、リークパワーなど様々な解析が可能。システムレベルで消費電力を解析/最適化する事で、デザインのパフォーマンスを大幅に改善できるとしている。
日本国内では、イノテック株式会社が販売代理店として製品を供給している。
※「ORINOCO」に関する詳細は、イノテック株式会社にお問い合わせ下さい。http://www.innotech.co.jp
※ChipVision社 http://www.chipvision.com
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