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ミップス、MIPSプロセッサベースのSoC設計を簡素化するプラットフォーム戦略を発表

2006年10月10日、ミップス・テクノロジーズは、MIPS-Based SoC設計を簡素化するための新しいプラットフォーム戦略を発表した。

プレスリリース:http://www.mips.jp/06press/Releases/2006/06_10_10.html

今回発表されたミップスの戦略は、全てのMIPSプロセッサに対応する設計プラットフォーム「SOC-it」を核としたもので、このプラットフォームを用いる事で設計者は、短期間かつ容易に高性能なMIPS-Based SoCを設計できるようになる。

「SOC-it」プラットフォームは、MIPS®コアを搭載したプラットフォームベース設計で使用されるコンポーネントのセットとして定義されるもので、ミップス・テクノロジーズから直接供給されるメモリ・サブシステム、割り込みや、オンチップ・インターコネクトを含むハードウェア・カーネルと、リアルタイム・クロック(RTC)、シリアルポート(UART)や汎用I/O (GPIO)などを含むパートナーベンダの組み込みシステム用IPによって構成され、ソフトウェア互換を維持するためのHAL(ハードウェア・アブストラクション・レイヤー)も定義されている。

ミップスは、この「SOC-it」プラットフォームの最初の製品として既に「SOC-it L2キャッシュ・コントローラ」の早期ライセンス供給を開始しており、2007年の第一四半期には2番目の製品「SOC-it システム・コントローラ」をリリースする予定。

※「SOC-it」プラットフォームに関する詳細は、ミップス・テクノロジーズ社にお問い合わせ下さい。
http://www.mips.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/10/12 )

 

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