2006年10月23日、C言語からのESL設計ソリューションを提供する、英セロックシカ社は、HyperTransportスロットを使ったハイパフォーマンス・コンピューティングのための新製品の発売を発表した。
プレスリリース:http://www.celoxica.com/corporate/pressreleases/show_release.asp?DocumentID=516(英文)
発表された新製品は、「HTX(HyperTransport)ソリューション」と称されるアクセラレーション・カードとコンパイラのバンドル製品で、Xilinx社製のFPGAを2個搭載する「RCHTXアクセラレーション・カード」とC言語からのFPGA合成ツール「DK Design Suite」の2つのセロックシカ製品によって構成されている。
「RCHTXアクセラレーション・カード」に搭載される2つのFPGAのうち、メイン・コプロセッサFPGAは1600万ゲート規模の高集積デバイスでアルゴリズムのハード化に利用。もう一つのFPGAは、HyperTransportのインタフェースIPを含むブリッジFPGAとして機能し、ホスト・プロセッサシステムとの高帯域幅接続を実現する。
この「HTXソリューション」を用いる事で、スーパーコンピュータやクラスタ・サーバー等を利用していたHPCプログラマは、C言語を用いてハードウェア・アクセラレータの開発を行う事ができるようになり、並列コプロセッサとしてFPGAを利用する事で、手軽に桁違いのシステム・パフォーマンスを達成できるようになるという。
※「HTXソリューション」に関する詳細は、日本セロックシカ株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.celoxica.co.jp
|ページの先頭へ|