2006年10月12日、オランダの設計コンサルティング会社Dizain-Sync社は、米Bluespec社のESL合成ツールを用いてIP開発を行ったことを発表した。
開発したのは1-GHz 130nm マルチポートDDR2 メモリコントローラで、BluespecのESL合成ツールによって既存のHDL設計フローよりも短期間で高品質な回路合成を実現。よりフレキシブルなIPを開発することが出来たという。
※この設計事例に関するレポートは下記URLよりダウンロード可能
http://www.bluespec.com/products/documents/nport.pdf
Dizain-Sync社は、コンサルティングやデザインサービスを行う一方、オランダ及びヨーロッパにおいてEDAツールのプリ/ポストセールスも行っている企業で、公表はされていないがBluespec社との協力関係を想像することができる。
ちなみにBluespecは日本市場には未進出ながら、アメリカ国内東西2ヶ所に加え、既にドイツとフィンランドに営業拠点を構えており、ヨーロッパ企業の顧客を複数持っている。
※Dizain-Sync社 http://www.dizain-sync.com
※Bluespec社 http://www.bluespec.com
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