2006年9月11日、ケイデンスは、先端のミックスシグナル、RF、およびカスタム設計向けの新しい「Virtuoso custom design platform」を発表した。
プレスリリース:http://www.cadence.co.jp/news/h18-09-12.html
新たな「Virtuoso custom design platform」は、家電やワイヤレス製品の需要拡大に伴い設計の比重が増加しているデバイス内のカスタム、アナログ、ミックスシグナル、RF部分の設計を統合・効率化するもので、設計者の使い易さを重視した構造と機能で設計効率と生産性の向上を実現する。
これまで同様、新しい「Virtuoso platform」も標準化データベースであるOpenAccess上に構築されているため、デジタル回路の設計も含めた複雑なミックスシグナル設計の水平分業化を行うことが可能で、カスタム設計に向けては、自動化されたコンストレイント・ドリブンのメソドロジの導入によって、設計チームは設計フロー全体を通じて設計の意図を維持することが可能。仕様からレイアウト、検証に至るまで、設計制約を共有し複雑な作業を自動化することができる。
ケイデンスによると、新しい「Virtuoso platform」は、既にAvago Technologies社、Infineon Technologies社、National Semiconductor社、 PMC-Sierra社、QUALCOMM社、株式会社ルネサス テクノロジなど、多くの半導体企業やファブレス企業によるベータ・テストを完了しているとの事。製品は、様々なニーズに対応する同社の製品セグメント化戦略に則り、Virtuoso L、 XL、およびGXLの3つの製品群として供給されるという。
尚、この新しい「Virtuoso platform」に関する詳細は、2006年9月12日から15日まで米国カリフォルニア州サンノゼ市で開催されるケイデンスのプライベート・イベント「CDNLive! Silicon Valley」テクニカル・コンファレンスにおいて紹介される。
※新しい「Virtuoso platform」に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社にお問い合わせ下さい。
http://www.cadence.co.jp
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