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アクテル、新たな低電力FPGAファミリを携帯機器市場に投入>>スタティック電力は競合製品の4分の1
2006年9月12日、フラッシュベースの不揮発性FPGAを手掛ける、米アクテルは、低電力が求められる携帯機器市場をターゲットとした新たな低消費電力いFPGA「アクテルIGLOO(イグルー)」ファミリを発表した。
プレスリリース:
http://actel.com/intl/japan/company/press/2006pr/0912_IGLOO.htm
「アクテルIGLOO」ファミリは、1.2 V対応のフラッシュベースFPGAで携帯機器向けの低消費電力製品として、スタティック電力は競合製品の4分の1に相当する5?Wと非常に小さく、電池寿命は携帯機器向けの中で代表的なPLDと比べ5倍以上も長い。
また、Flash*Freezeモードや、低電力アクティブ・モード、スリープ・モードと言った、電力消費を最適化するための様々な電力モードを備えており、Flash*Freezeモードでは、デバイスI/Oはトライステート状態になりSRAMおよびレジスタのコンテンツを保ちつつ電力を節約。低電力アクティブ・モードでは、システムが低電力モードになるとIGLOOデバイスが直接コントロールし、業界屈指の低電力性能を発揮することが可能。FPGAコアへの電力を切った場合、IGLOOのスリープ・モードで25?W以下まで電力を抑えることができる。
「アクテルIGLOO」ファミリは、既存の「ProASIC3フラッシュFPGA」の特長をベースに開発された製品で、システムゲート数は最大300万、最大616個のユーザーI/O、6個のPLL数、504kbitsのRAMを備えており、動作周波数は最大350MHz。電源投入後即動作やAESベースのセキュアなインシステム・プログラマビリティといったProASIC3フラッシュFPGAの特長はそのまま引き継がれ、民生用と産業用の2種類のグレードが用意されている。
尚、「アクテルIGLOO」ファミリの出荷は2007年第1四半期より開始予定で、現在「ProASIC3」ファミリを利用したプロタイプを入手することが可能。量産価格は米国販売価格で1.50ドル以下からとなっている。また、「アクテルIGLOO」ファミリに最適化された開発環境「Libero IDE」は今月リリースされる予定。
アクテルはこの「アクテルIGLOO」ファミリによって、プログラマブル・ソリューションに対する市場の需要を活性化すると同時に、携帯機器をターゲットにASICやCPLDの代替ソリューションとなる事を狙っているという。
※「アクテルIGLOO」ファミリに関する詳細は、アクテルジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://actel.com/intl/japan
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