2006年9月12日、コンフィギュラブル・プロセッサを中心としたプロセッサ・コアを手掛ける、米テンシリカ社は、米Fujitsu Microelectronics社(FMA) がテンシリカの「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ・コア」を富士通のASIC IPポートフォリオの一部として販売する契約を締結したことを発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.co.jp/html/press/FujitsuMicroelectronicsAmerica-0912.html
テンシリカの「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ」は、今年2月に発表されたばかりの新しいプロセッサ・ファミリで、条件の厳しい複雑な機能の実現に用いられてきたコンフィギュラブル・プロセッサ「Xtensa」と違い、標準的なコントローラ、DSP、オーディオ・エンジンとしてのニーズに対応するもの。
全6種類の製品で構成される「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ」は、主にSOCコントローラ、DSPエンジンとして使用されており、既に2006年第2四半期終了後の時点で12件のライセンス契約を獲得している。(うち10件はテンシリカの新規顧客)
今回、テンシリカ、富士通、両社の契約によって、「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ」が、富士通のIPWareライブラリの一部として、同社のASICユーザーおよびCOTユーザー向けに提供されることになり、富士通の顧客は新規チップの設計に「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ」をシームレスに統合することが可能となる。
※「ダイヤモンド・スタンダード・プロセッサ」に関する詳細は、テンシリカ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.tensilica.co.jp
※Fujitsu Microelectronics America
http://www.fma.fujitsu.com
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