2006年8月21日、ESLツールの大手、コーウェア社は、川崎マイクロエレクトロニクス株式会社がコーウェアの「Platform Architect」とサービスを採用したことを発表した。
プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2006/2006.08.21.html
「Platform Architect」は、コーウェアのフラッグシップ製品となるSystemCベースの統合ESL環境で、ソフトウェアとハードウェアのモデリング、検証、解析を同一の環境上で実行可能で、最適なシステムアーキテクチャの探求やハードとソフトのパーテショニングを行うことができる。
今回、川崎マイクロは、次世代多機能プリンタのSoC設計に「Platform Architect」を採用。MIPSプロセッサとSonicsインターコネクトをベースに、SoC ASICのアーキテクチャを最適化するという目的を達成する上で、要件を満たす唯一の市販ツールとして、強力な解析能力と求めるインターコネクトのSystemCモデルを持つ「Platform Architect」を採用したとしている。
また、川崎マイクロは、自社のASIC顧客の個別の要件を満たす上で、「Platform Architect」の柔軟性についても高く評価しており、今後、各ASIC顧客に最適なアーキテクチャを提供するために「Platform Architect」を活用していく方針で、多機能プリンタのみにとどまらず、通信機器など他の分野の製品にも適用範囲を拡大していく予定だという。
尚、コーウェアは、今週8月25日(金)に「ESL Show 2006」を開催。今回川崎マイクロによる採用が発表された「Platform Architect」をはじめ、同社の各種ESLソリューションの最新情報の紹介と合わせて設計フローにフォーカスした計8つのテクニカル・セッションを実施する予定。
※「ESL Show 2006」に関する詳細はこちら
http://www.coware.co.jp/ESLShow2006/index.htm
※「Platform Architect」に関する詳細は、コーウェア株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.coware.co.jp
※川崎マイクロエレクトロニクス株式会社
http://www.k-micro.com
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