2006年8月1日、フラッシュベースFPGAの大手アクテルは、アクテル専用のARMソフトコア「CoreMP7」向け無料ソフトウェア・プログラム開発環境「SoftConsole」を発表した。
プレスリリース:http://www.actel.com/intl/japan/company/press/2006pr/0801_SoftConsole.htm
「CoreMP7」は、業界唯一のFPGA向けソフト32ビットARM7マイクロプロセッサ・コアで、アクテルの低コストFPGA「M7 ProASIC3」やミックスド・シグナルのプログラマブル・システム・チップ「M7 Fusion」に実装し使用することが可能。設計者はARMプロセッサのライセンス料を支払う事無く利用することができる。
発表された「SoftConsole」には、Eclipseベースのソフト開発環境とARM7コンパイラの他に、GNUデバッガとCoreMP7用シミュレータが備えられており、既に無償配布されているアクテルのIP配置プラットフォーム「CoreConsole IDP」からのメモリ・マップとドライバーのインポートをサポートすると同時に、アクテルのFlashPro3プログラマと連動してメモリのプログラムとデバッグを行うことが可能。更にFPGA開発環境「Libero IDE」とのシームレスな統合により、ソフトウェアをコア上で動作させる事もできる。
これら、ソフトウェア及びハードウェアの各開発環境をトータル的に準備・統合することで、アクテルは、CoreMP7ベースのエンベデッド・システム・アプリケーションの開発期間を大幅に短縮する事ができるとしている。
なお、この「SoftConsole」は、アクテルのウェブサイト http://www.actel.com/products/ip から無料でダウンロードすることができる。
※「SoftConsole」に関する詳細は、アクテルジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.actel.com
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