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【DACレポート】米VastSystems、最新製品「Comet6」を披露>>システムレベルの消費電力最適化を強調

米Vast Systems Technology社は、発表したばかりのバーチャル・プロトタイピングツールの最新版「CoMET6」を展示していた。

「CoMET6」は未だベータ版扱いとされているが、早期ユーザは既に評価を進めているとの事で、製品の正式リリースは2006年Q3としている。

今回のバージョンアップでは、様々な機能追加・強化が施されており、主な点として展示ブースで聞いた内容は下記の通り。

■EclipseおよびLinux対応
■これまで別ツールとして連動していなかった「Virtual Platform Editor」のプラグイン
■IEEE1666/SystemC2.1対応
■OCP-IP TL2対応
■ARM社 RealView環境とのインテグレーション
■Power解析機能の追加
■オプション製品「ペリフェラル・デバイス・ビルダー」の追加
 ※SystemCのペリフェラル・モデルを自動生成可能

Vast社は、上記のComet6の新機能の中でも特にPower解析機能の有能性を強調しており、DAC初日にはハンズオン・チュートリアルとして、バーチャルプロトタイピングを用いた、低消費電力化に向けたアーキテクチャの最適化手法に関するチュートリアルを開催していた。

※Vast Systems Technology社
http://www.vastsystems.com

※Vast社製品の日本販売代理店 株式会社ガイア・システム・ソリューション
http://www.gaiaweb.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/07/31 )

 

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