2006年6月6日、STARC(?半導体理工学研究センター)とポルトガルのIPベンダChipidea Microelectronica社は、共同開発したプログラマブルクロック生成PLLをSTARCのスターシャトル(90nmLSI試作サービス)で提供していくことを発表した。
プレスリリース:http://www.starc.jp/about/release/060606-j.pdf
開発したPLLは、入力周波数100MHz、最大出力周波数1GHz、プログラマブル機能を備え、小型化と同時にロックタイム30μsを安定に実現。応用分野としてはモバイルコミュニケーションを視野に入れ業界トップクラスの仕様設定となっている。
Chipidea社によると、独自の新技術によってロック・タイムのスピード・アップとジッター値の低減が可能となり、90nmプロセスに対応可能な低消費電力PLLを開発する事が出来たという。
STARCは、今回のPLLの採用によって、これまで主に要素技術開発で利用されてきた「スターシャトルサービス」が、より広範囲の顧客層に広がっていくと見ている。
※STARC
http://www.starc.jp
※Chipidea Microelectronica
http://www.chipidea.com
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