2006年6月7日、ESLツールベンダの英セロックシカ社は、次世代デジタル信号処理アプリケーションに対する高性能リコンフィギュラブル・コンピューティングの適用とプログラマブル・ロジックによる実装の幅広い普及を目的として、チェコ共和国科学アカデミー(ASCR)との共同研究を行うことを発表した。
プレスリリース:http://www.celoxica.co.jp/corporate/pressreleases/show_release.asp?DocumentID=453
今回の共同研究は、セロックシカとASCRの情報理論・自動制御研究所(UTIA)との長年のパートナーシップの成果で、セロックシカとUTIAは、複数年研究契約に基づいてリコンフィギュラブル・コンピューティングとFPGAベースのデジタル信号処理の普及に向け、基礎的な数式モデルや演算処理を開発するという。
セロックシカは、数年前から単なるEDAツールのベンダとしてではなく、同社のESL関連技術を生かし、「高性能リコンフィギュラブル・コンピューティング」にフォーカスしたFPGAベースのシステム開発に力を注いでおり、様々な企業とのコラボレーションによって多数の実績を残している。
今回のUTIAとの研究契約も、そういったセロックシカの戦略上にあるもので、セロックシカはこの研究を通じて新たなソリューション開発を促進し、高性能リコンフィギュラブル・コンピューティングの商用普及を目指す。
※セロックシカのESLソリューションに関する詳細は、日本セロックシカ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.celoxica.co.jp
※ASCR(Academy of Sciences of the Czech Republic)
http://www.cas.cz
|ページの先頭へ|