2006年6月27日、ケイデンスとARMは、ARMプロセッサ・ベースデザインの検証キット「Cadence Functional
Verification Kit」を発表した。
プレスリリース:http://www.cadence.co.jp/news/h18-06-27-1.html
ARM向け「Cadence Functional Verification Kit」は、ARMプロセッサを用いたデザインの検証収束を加速させるもので、ハードウェアとソフトウェアの双方を対象としたアーキテクチャ検証からシステム検証までの検証プロセスを網羅しており、ケイデンスの「Incisive Plan-to-Closureメソドロジ」に統合されている。
この検証キットを使用することによって、設計者は、検証効率、検証品質、検証の予測可能性を向上させる事が可能で、複雑なARMベースデザインの検証を大幅に簡素化することができるようになる。
ARM向け「Cadence Functional Verification Kit」に含まれるものは以下の通り。
■Incisive platformを用いた、ブロック、チップ、システム・レベルのフローおよびARMプロセッサ・ベースの設計向けに最適化されたメソドロジ
■メソドロジ適用のためのコンサルティング(applicability consulting)
■ARM926プロセッサ・ベースのリファレンスデザイン
■ARMテクノロジにおいて認証されたAMBAメソドロジ・ベースの検証IP(VIP)
この検証キットの中核をなすのは、AMBA 3 AXIおよびAMBA 2 AHBに準拠した検証IP(VIP)で、これには再利用可能な検証プラン、AMBAに準拠したメトリクス、先端的なテストベンチ、フォーマル解析やシミュレータ・アクセラレータでも使用可能なプロトコル・アサーション、シミュレータ・アクセラレータ向けのトランザクタ、cycle-callableなARMプロセッサ用モデル、ARMエミュレーション・ロジック・タイルが含まれてる。
※ARM向け「Cadence Functional Verification Kit」に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社またはアーム株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.cadence.co.jp(日本ケイデンス)
http://www.jp.arm.com(アーム)
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