2006年5月30日、メンター・グラフィックス社は、STMicroelectronics社が、メンターの動作合成ツール「Catapult C Synthesis」の合成用ライブラリを、同社の標準ASICデザイン・キットに追加したことを発表した。
プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2006/060530.html
今回のSTマイクロによるCatapult C Synthesisライブラリの採用は、メンターとの数年間に渡る緊密なコラボレーションの結果実現したもので、STマイクロは、メンターの「Catapult Silicon Vendor Partners(SVP)プログラム」に加入し、メンターと共同でCatapultライブラリの作成、テストプログラムの開発、そしてSTマイクロのASICデザインキットに含まれる下流の実装ツールの統合を行った。
これは、STマイクロがASICデザイン・キットに動作合成技術を取り入れた最初のケースとなり、同社の「Catapult C Synthesis」に対する信頼性の表れと言える。
STマイクロでは、CatapultライブラリをASICデザイン・キットに追加することによって、同社の顧客、特にモバイル、通信、コンシューマ向けアプリケーションを扱う顧客に、動作合成のメリットを提供していきたいとしている。
※「Catapult C Synthesis」に関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.mentorg.co.jp
※STMicroelectronics
http://www.st-japan.co.jp
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