2006年5月18日、プロセッサベースSoC向けESLツールを手掛ける、米Poseidon Design Systems社は、プロトタイピング・ジャパン株式会社と日本国内における販売代理店契約を締結したことを発表した。
プレスリリース:http://www.poseidon-systems.com/pressrelease.htm(英文)
Poseidonは、2002年に設立されたEDAベンチャーで従業員数は45名、ジョージア州アトランタに本拠を置き、インドのバンガロールにも事業所を持つ。
Poseidonの提供するEDAツールは、プロセッサベースSoCのパフォーマンス解析やトランザクションベースの協調検証を行う「Triton Tuner」と、Cモデルからハードウェア・アクセラレータを自動合成する「Triton Builder」の2製品があるり、これらを組み合わせて用いることで、設計者は、最適なSW-HWの切り分けが実現できるほか、簡単にソフトウェアのボトルネックをハード化することが可能で、システムパフォーマンスを5倍?100倍引き上げることができる。
サポートするプロセッサは、IBM PowerPC 405、Xilinx MicroBlaze、ARM、Altera NIOSなどで、オーディオ、ビデオ、VoIP、イメージング、ワイヤレスなどの信号処理アプリケーションをターゲットとしている。
プロトタイピング・ジャパンは、検証・プロトタイピング関連のEDAツールやIP・評価ボードなど世界各地の製品を幅広く取り扱っており、ESLツール関連では、英SystemCrafter社のSystemC合成ツールを提供中。
今回の契約により、プロトタイピング・ジャパンは、新たな製品ラインナップとして、Poseidon社製品の販売を進めていく。
※Poseidon Design Systems
http://www.poseidon-systems.com
※プロトタイピング・ジャパン株式会社
http://www.prototyping-japan.com
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