2006年5月23日、「Multi-Voltage RTLシミュレータ」を手掛ける、米ArchPro Design Automation社は、資金調達の第二ラウンドでベンチャーキャピタルより新たに450万ドルを調達した事を発表した。
今回、ArchProに出資したのは、Intel Capital、Entrepia Ventures、Sage Technology Ventures LLC.の3社で、これによりベンチャーキャピタルからの累計投資額は計550万ドルに達した。
ArchProは、2005年に設立されたEDAベンチャーで本拠はサンノゼ。EDA業界初となるMulti-Voltage RTLシミュレータ「MVSIM」を提供している。
「MVSIM」は、テープアウト前にチップのPMS(Power Management Scheme)を検証するツールで、RTLにMulti-voltageデータを追加することで、RTLレベルでダイナミックなVoltage変化、その影響等を効果的に検証することが出来る。
ArchProはその他に、RTLとネットリストでパワー・マネジメント・ステートやコネクティビティを静的にチェックする「MVRC」と、レベル・シフタやアイソレーション・ゲートなどの調整回路を自動挿入する「MVSYN」を提供しており、今回調達した資金は、こられ製品の積極的な営業・マーケティング活動に投じるという。
※ArchPro社製品の詳細は、日本国内の窓口アーチプロ デザイン オートメーション インクまでお問い合わせ下さい。
http://www.archpro-da.com/jp
※ArchPro Design Automation
http://www.archpro-da.com
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