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米Sequence Designと米ArithmaticaがSoCの低消費電力技術で協力

2006年4月11日、低消費電力化を中心としたEDAソリューションを手掛ける、米Sequence Design社は、米Arithmatica社が同社のテクノロジー・パートナー・プログラムに加入した事を発表した。

プレスリリース:http://www.sequencedesign.com/3_news/pr_archives/041106.html(英文)

Sequence Designのテクノロジー・パートナー・プログラムは、低消費電力化を重視した設計フロー、モデリング、EDAツールの相互運用性の促進を目指すもので、ケイデンス、シノプシス、マグマ、コーウェア、フォルテ、ノバス他数社が既に加盟している。

今回同プログラムに加わったArithmaticaは、データパス合成ツール「CellMath」を手掛けるEDAベンダで、今月発表された「CellMath」のversion 3.0では、新たに電力やタイミング制約を考慮した合成機能が加わり、合わせて独自言語のみの入力からVerilog入力にも対応した。

「CellMath」を用いる事で複雑なデータパス回路を10?20%低消費電力化することが可能なため、RTLの低消費電力設計の業界標準ツール「PowerTheater」を手掛けるSequence DesignとArithmaticaの連携は、両ツールのユーザにとって相互運用性の向上に繋がることになる。

また、発表によると、両社は協力して消費電力を重視したRTLモデリングについて取り組みを進めていくという。

※「PowerTheater」に関する詳細は、シーケンスデザイン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.eda-express.com/LvFsJJry/news/admin.cgi

※「CellMath」に関する詳細は、Arithmatica社の国内販売代理店、丸紅ソリューション株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.msol.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/04/14 )

 

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