2006年3月27日、SystemCベースESLツールを手がける、米サミット・デザインは、ハードウェアとソフトウェアの協調設計と協調シミュレーションを実現する新製品「Panorama」を発表した。
プレスリリース:http://www.summit-japan.com/press/20060327PanoramaJ.pdf
「Panorama」は、サミットのESL製品の最上位に位置する製品で、システム・アーキテクト、ソフトウェア開発者、ハードウェア設計者に向けて、アーキテクチャ探索とパフォーマンス解析能力を提供。設計の初期段階で、高い精度で高速にアーキテクチャを評価でき、ハードウェアとソフトウェアを並行して開発することが可能となる。
「Panorama」の大きな特徴は、サミットがこれまで提供してきたESLソリューションにソフトウェア開発のための各機能が組み込まれている点で、ハードウェア/ソフトウェアの両方でアプリケーションをリアルタイムにエミュレーションすることが可能。プロセッサ、サードパーティIP、アルゴリズム、バス、メモリの選択やシングル・コアまたはマルチ・コア化のトレードオフを行うことができるほか、汎用的なOSコールを提供する機能によって、OSを置き換えてパフォーマンスに対する影響をテストすることもできる。
製品としては、ソフトウェア開発向けの環境「Panorama SPD」、ハードウェア設計向けの環境「Panaorama HPD」、これら2つを統合した協調設計環境「Panorama VPD」の3製品がラインナップされており、「Panaorama HPD」には既存のESLツール「Visual Elite」、「Vista」、「System Architect」が含まれている。
※「Panorama」に関する詳細は、サミット・デザイン・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.summit-japan.com
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