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NTTエレクトロニクス、STBの量産にアルテラのストラクチャードASICを採用

2006年3月10日、アルテラは、NTTエレクトロニクスが最新のSTB(セットトップボックス)製品にアルテラの「HardCopy」ならびに「Nios」を採用した事を発表した。

プレスリリース:http://www.altera.com/corporate/news_room/releases/products/nr-NTT.html?f=hp&k=wn1(英文)

発表によるとNTTエレクトロニクスは、ストラクチャードASIC「HardCopy」と組み込みプロセッサ「Nios」を用いて、HDビデオに対応したSTBのビデオ処理、暗号処理、画像挿入、IP通信機能を実現。STBの開発は元々アルテラのFPGA「Stratix」と「Nios」を用いて進められていたが、量産に向けて「HardCopy」への移行を決定した。

NTTエレクトロニクスは、「HardCopy」の採用によって低コスト化と設計工数の短縮の双方を実現できたとしており、FPGA向けに作られたデザインを「HardCopy」へ移行するのに費やされた工数は約1ヶ月半。当初はASIC化の検討も行われたが多大な作業工数が必要となるため見送られという。

※「HardCopy」に関する詳細は、日本アルテラ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.altera.co.jp

※NTTエレクトロニクス株式会社
http://www.nel.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2006/04/11 )

 

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