2006年4月3日、FPGA及びPCB設計向けのEDAツールを手掛ける。豪アルティウムは、次世代のハードウェア/ソフトウェア コンパイラ技術を発表した。
プレスリリース:http://www.altium.com/files/corp/media/pdfs/20060403ADDelUnifiedHdSoftCompTech.pdf(英文)
アルティウムによると、発表された新たなハードウェア/ソフトウェア コンパイラ技術は、「Viper」と呼ばれる同社のCコンパイラ・プラットフォーム上に構築されるもので、Cコードから最適化されたソフトウェアの実行コードとFPGAにインプリメントされるハードウェアを同時にコンパイルする事が可能。それらハードとソフトをリンクするために必要なコードも生成できる。
この技術は、アルティウムが独自のコンパイラ技術をベースに25年以上費やして開発した技術で、組み込みシステムのソフトウェア設計者による、C言語からのハードウェア実装を目的としており、組み込みシステム開発にも対応する同社のFPGAおよびPCB統合開発環境「AltiumDesigner」に組み込まれる予定。また、この技術に対応する開発ボード「NanoBoard-NB2」も製品化される予定で、これら製品は、カリフォルニア州サンノゼで開催中の「Embedded Systems Conference (ESC) Silicon Valley」でデモンストレーションされるという。
※「AltiumDesigner」に関する詳細は、アルティウム・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.altium.co.jp
※Embedded Systems Conference (ESC) Silicon Valley
http://www.embedded.com/esc/sv/
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