2006年4月7日、ESLツールベンダ大手の米コーウェア社とオンチップ・バスIPの主要サプライヤである米ソニックス社は、、コーウェアによる「Sonics SMART Interconnects」ソリューションのSystemCモデルの提供を発表した。
プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2006/2006.4.10.html
ソニックスの提供する「Sonics SMART Interconnects」は、通信プロトコルを備えたインターコネクトIPで、SoCの内部でオンチップ・バスとして多用されるIP間の接続や通信制御を行うもの。これを用いる事で、OCP、AHB、AXIベースのIPコアをシームレスに接続することができる。
今回、両社のパートナーシップの拡張により、コーウェアは、ESL設計者に向けた新たなソリューションとして、「CoWare Platform Architect」上で使用可能な、ソニックスIPのSystemCモデルの提供とソニックスのインターコネクトIP統合開発環境「SonicsStudio」の新たなESL設計バージョンの提供に合意。今年の7月より、SystemCモデルの提供が開始される。
尚、発表されたソリューションには、コーウェアの「Platform Architect」とソニックスの「SonicsStudio」とのリンクも含まれており、「SonicsStudio」を用いて「Platform Architect」上で開発されたSystemCモデル向け構成データから、合成スクリプトおよび高度な検証テストベンチを備えたVerilog HDLを作成することが可能で、アーキテクチャ探求から論理設計および物理設計に短期間で移行できるという。
※本発表に関する詳細は、コーウェア株式会社またはソニックス日本オフィスにお問い合わせ下さい。
http://www.coware.co.jp (コーウェア)
http://www.sonicsinc.com/sonics/japan (ソニックス)
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