2006年4月26日、ケイデンスは、同社のテストソリューション「Encounter Test」製品群が、「Cell Broadband Engine」向けに設定したテスタビリティ及び故障診断の高い目標を達成したと発表した。
プレスリリース:http://www.cadence.co.jp/news/h18-04-26.html
ケイデンスは、「Cell Broadband Engine」の開発元の1社であるIBMと協業し、「Encounter Test」による広範囲なテスト・カバレッジとテスト・データの圧縮によって、製造後の製品品質の保証と製造コストの低減を同時に実現。また、「Encounter Test」はピン数の少ないテスターにも対応しているため、「Encounter Diagnostics」を使用してより迅速な歩留まりの立ち上がりを実現できたという。
これら、「Cell Broadband Engine」に使用された「Encounter Test」テクノロジは、4GHzに近い動作速度に対応したパイプライン・スキャン・コントロールをもったTrue-Time ATPGテスト、テスト・コストを低減してロジック及びメモリ向けのカスタムBISTに対応したOPMISR+ 圧縮が含まれている。
Cell Broadband Engine:
IBMの「Power Architecture」技術に基づき、IBM、ソニー、ソニー・コンピュータエンタテインメント、東芝の4社によって共同開発された最先端のマルチ・コアPower Architectureベースプロセッサ。高い負荷の演算や、コンピュータ・エンタテイメント、映画、及びその他のデジタル・コンテンツを含む様々なブロードバンド・メディア向けアプリケーションに最適化されている。
※「Encounter Test」に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズにお問い合わせ下さい。
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