2006年4月12日、EDAツール開発向けのコンポーネントやビデオアナライザを手掛ける、米Interra Systemsは、同社の「SMPTE VC1アナライザ」をリコンフィギュラブルLSIを手掛ける、AOIテクノロジー株式会社が採用したと発表した。
プレスリリース:http://www.interrasystems.com/dmg/news/apr12_06.htm(英文)
AOIテクノロジーは、オリンパス光学工業が大株主となるファブレス半導体ベンチャーで、米クイックシルバー・テクノロジー社の開発した技術をベースとした、リコンフィギュラブルデバイスの開発に取り組んでいる。
今回、AOIテクノロジーが採用した「SMPTE VC1アナライザ」は、エンコードされたビデオ/オーディオストリームの解析を行うためのツールで、VC1、MPEG-1/2ビデオ、MPEG-4のビデオコーデックとAAC、AMR、Dolby AC3のオーディオコーデック、MPEG-2トランスポート、MP4、3GPPファイルフォーマットなど幅広く動画/オーディオフォーマットをサポート。国内では、イノテック株式会社が販売代理店として取り扱っている。
※VC1:マイクロソフト社が開発した動画像圧縮方式で、「Windows Media Video 9」をベースとしており、次世代光ディスクの動画像圧縮方式として採用が決定している。
AOIテクノロジーは、自社製品のエンコードしたビデオストリームのテスト用途に同ツールを採用したという。
※Interra Systems
http://www.interrasystems.com
※AOIテクノロジー株式会社
http://www.aoitech.co.jp
※イノテック株式会社
http://www.innotech.co.jp
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