2006年3月8日、アナログ/ミックスドシグナル設計向けEDAツールを手掛ける、米Tanner EDAは、新製品「S-Edit」のリリースを発表した。
プレスリリース:http://www.tanner.com/EDA/_PDF/PR_2006/PR_03-08-06.pdf(英文)
新製品「S-Edit」は、アナログ/ミックスドシグナル設計向けの回路図設計フロントエンド環境で、回路図入力をベースに、ネットリストの入出力、Spice/EDIF/Verilo/VHDLのエクスポート、シミュレーション波形と回路図のクロスプロービング、エディティング、ルールチェックなど豊富な機能を備えており、同社既存のレイアウトツール「L-Edit Pro」やシミュレータ「T-Spice」と組み合わせて利用する事で統合的なアナログ/ミックスドシグナル設計環境を構築することができる。
また、ケイデンスやメンター・グラフィックスの回路図設計ツールからEDIFデータを取り込む事も可能で、設計全体の約60%に相当するフロントエンドプロセスの生産性向上と、低コスト化を実現できるとしている。
「S-Edit」のライセンスは、ノードロック形式とフローティング形式の2種類が用意されており、動作環境は同社の他社製品と同様Windows環境のみ。米国での販売価格は3500米ドルからとなっている。
尚、Tanner社製品に関する詳細および国内取り扱い状況については、タナーリサーチジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
※Tanner社既存製品に関する概要はこちら
http://www.eda-express.com/catalog/?m=comp&cn=1790
※タナーリサーチジャパン株式会社
http://www.tanner.jp/EDA/default.htm
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