2006年3月20日、シノプシスは、設計ならびに検証ツール群でのSystem Verilogのサポート開始を発表。合わせてVMMに準拠したVCSベリフィケーション・ライブラリをリリースした。
プレスリリース:
http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2006/20060320.html
http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2006/20060320-2.html
シノプシスの発表によると、SystemVerilogに対応した同社のツール群は、「Galaxyデザイン・プラットフォーム」と「Discoveryベリフィケーション・プラットフォーム」にまたがり、具体的には下記製品においてSystemVerilogが使用可能となった。
■論理合成ツール「Design Compiler」
■ネイティブ・テストベンチ機能搭載の論理シミュレータ「VCS」
■SystemVerilogテストベンチ自動生成ツール「Pioneer-NTB」
■フォーマル検証ツール「Formality」
■ハイブリッドRTLフォーマル検証ツール「Magellan」
■プログラマブルRTLチェッカー「Leda」
また、今回シノプシスは、DesignWare検証用IPで構成される「VCS Verification Library」もSystemVerilogに対応させており、ユーザはSystemVerilogベースの検証環境へスムーズに移行できると同時に、「VMM(Verification Methodology Manual) for SystemVerilog」で定義されたカバレッジ・ドリブン検証手法に則り「VCS Verification Library」が利用できるようになる。
尚、シノプシスによると、すでに150社を越す顧客企業がSystemVerilogを活用しており、シノプシスのSystemVerilogカタリスト・プログラムのメンバー企業は66社。直近のESNUG(Emailによるシノプシス・ユーザー・コミュニティ)の調査によると、System Verilogを使用中および使用予定の設計/検証エンジニアの79%はシノプシスのツールを使っているという。
※SystemVerilog対応の「VCS Verification Library」は、既存のDesignWare検証用IPユーザにはシノプシスのWebサイト経由で無償提供される。(一般顧客は単体製品として購入することが可能。)
※「VCS Verification Library」ほか、シノプシスのSystemVerilog対応製品に関する詳細は、日本シノプシスにお問い合わせ下さい。
http://www.synopsys.co.jp
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