2006年3月27日、アルテラは、高速アプリケーション向けのエンベデッド・トランシーバを搭載したFPGA「Stratix II GX EP2SGGX90E」と対応する開発キットの出荷開始を発表した。
プレスリリース:http://www.altera.co.jp/corporate/news_room/releases/products/nr-siigxships.html
「Stratix II GX EP2SGGX90E」は、高速シリアル I/Oを必要とするアプリケーションに向けたFPGAで、「Stratix II GX FPGAファミリ」として、初めて出荷される製品となる。デバイスは、1.2-V、90nmSRAMプロセスで生産され、12チャネルのトランシーバと90960個相当のロジック・エレメント(LE)、容量4.5Mビットを超える内蔵RAM、最大192個の18ビットx18ビットのエンベデッド乗算器などを備えている。
また、合わせて出荷された「Stratix II GX シグナル・インテグリティ開発キット」は、6.375Gbpsトランシーバのシグナル・インテグリティ機能を評価・検証するための最適なプラットフォームとして、高速バックプレーン・インタフェース、チップ間および通信プロトコル接続アプリケーションの検証に必要な機能をすべて提供。米国での売価格は1295ドルとなっている。
尚、今回出荷が開始された「EPS2GX90Eデバイス」に加え、16チャネルの全二重高速トランシーバを持つ「EP2SGX90Fデバイス」が来月出荷開始される予定。「Stratix II GXファミリ」の全製品は、今年の第4四半期に量産出荷される予定だという。
※「Stratix II GX」に関する詳細は、日本アルテラ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.altera.co.jp
|ページの先頭へ|