2006年3月9日、SystemVerilogからの動作合成ツールを手掛ける、米Bluespec社は、新たに450万ドルの資金を調達したと発表した。
プレスリリース:http://www.bluespec.com/news/BluespecFunding030906.htm(英文)
今回Bluespecに投資を行ったのは、既存の出資者であるAtlas VentureとNorth Bridge Venture Partnersの2社で、両社の累計投資額はこの第二ラウンドを含め1300万ドルとなる。
Bluespecは、今回調達した資金は、セールスやサービスの拡大などの運転資金に充てる予定としている。
Bluespecの提供する「ESL synthesis toolset」は、既存のC言語をベースとした動作合成ツールとは大きく異なり、SystemVerilogをベースとしている。複雑なデータパス回路や制御回路を含む幅広いアプリケーションに対応可能で、人手設計のRTL以上の合成品質を誇るという。
製品は「印象的な割合」で半導体設計チームによって採用されているとの事で、今年2月にもモバイル半導体大手3社によって採用された事を発表したばかり。CEOのShiv Tasker氏は、製品の品質、ブランド力、強固な経営体制など、ビジネスの成長に向けた次なるフェーズへの準備はできていると語っている。
尚、未だ日本国内にBluespecの販売代理店は存在していない。
※関連ニュース「モバイル半導体大手3社が米BluespecのESLツールを採用」
http://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=337
※Bluespec
http://www.bluespec.com/index.htm
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