2006年3月1日、ザイリンクスは、カリフォルニア州のモントレーで開催中の「Globalpress Summit 2006」にて、業界初となる65nmプロセスを適用した次世代Virtexファミリのファースト シリコンを公表した。
プレスリリース:http://www.xilinx.co.jp/japan/j_prs_rls/2006/xil_corp/0630_65nm_j.htm
65nmの次世代Virtexの量産開始時期は明らかにされていないが、昨年12月に東芝および台湾UMCとの65nmFPGAの共同開発を発表した際には2006年度中の量産を目指すとしていた。
当然ながらザイリンクスは、65nmプロセスへの移行準備を進めており、今年初めから限定ユーザおよびパートナーに対し次世代Virtexの開発環境の提供を開始。一般ユーザ向けには2006年後半より提供を開始するとしている。
ザイリンクスは、これまでも最先端プロセステクノロジを用いたFPGA製品をいち早く市場投入してきた実績があり、2004年より供給を開始した90nmプロセス製品の「Virtex-4 ファミリ」は、東芝と台湾UMCを合わせて1カ月あたり1万5000枚の量産能力を持っているという。
※ザイリンクス株式会社
http://www.xilinx.co.jp
※Globalpress Summit 2006
http://www.globalpresspr.com/summit2006/overview.htm
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