2006年2月13日、コンフィギュラブル・プロセッサの大手、米テンシリカは、同社の「Xtensa」コンフィギュラブル・プロセッサならびに「XPRES」コンパイラをセイコーエプソンにライセンス供与したことを発表した。
プレスリリース:http://www.tensilica.co.jp/html/press/SeikoEpson-0213.html
エプソンは、2004年11月に「Xtensa」コンフィギュラブル・プロセッサの採用を決定。インクジェットプリンタなど次世代のイメージング製品への適用を進めてきた。今回の契約はこれまでの実績を受けた契約更新という形になる。
■セイコーエプソン、情報機器事業本部、IJP事業部、IJP設計部部長 西澤 克彦氏のコメント:
「Xtensaコンフィギュラブル・プロセッサ、特にXPRESコンパイラを使うことによって、従来のRTL手法で設計をハンドコーディングする場合と比較して、複雑なSOCの設計をより短期間に、かつ簡単に行うことができます。しかもXtensaプロセッサはプログラマブルであるため、将来の製品やアプリケーションにも利用可能となります。」
■テンシリカ、社長兼CEO、クリス・ローウェン(Chris Rowen)氏のコメント:
「今回の発表により、テンシリカのXtensaプロセッサ・アーキテクチャ採用の広がりを示す好例がまた一つ増えました。」
。「エプソン製品の先進性は、同社のエレクトロニクス製品の設計に実際に使用されている設計手法にあります。複数のXtensaプロセッサに基づいたチップ設計手法を採用することにより、エプソンは新製品を、より短期間に市場投入することができる様になります。」
※「Xtensa」コンフィギュラブル・プロセッサに関する詳細は、テンシリカ株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.tensilica.co.jp/index.html
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